2021-04-25

トヨタ(TOYOTA)が創る新しい街「未来都市」はどんなものなのか?

毎年米国ラスベガスで行われる「CES」の2020年で豊田章男社長が発表した実験都市「Woven City(ウーブン・シティ)」

これは完全に予想を上回った思想であり、実現することができるのはこの人くらいだろう。と思える日本最初の未来都市計画だった。

会場にいた人間はトヨタの人間が最初に住むことができる都市なのか?と思った人も多かったこの発表。それは意外にも計画的に現在も順々と進行しているプロジェクトだった。

Woven City(ウーブン・シティ)に最初に住むことができる人間は?

なんとこの最先端未来都市は日本「静岡」で開発されているというから驚きだ。

そして、移住することができる人はどんな人たちなのか?金持ちなのか?

初期段階で住むことができる人々は「TOYOTA関係者」か「プロジェクト関係者」

とのことだ。これはなにも優遇されているものではなく、テストを兼ねてネガティブを徹底的に無くしていく必要があるためだろう。

なぜかというとウーブン・シティの公式HPには、実際に応募するためのフォームも用意されていることかっらも、今後は応募した一般人向けに移住許可が降りることが明確化しているからだ。

Woven City(ウーブン・シティ)のコンセプト・構想は?

この都市を設計・デザインするのは世界最高の若手建築家として知られる、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス氏。

彼は火星移住の話題でも海外で話題に出る大物建築家だ。

ビャルケ・インゲルスの火星移住計画|https://www.ssense.com/ja-jp/editorial/culture-ja/from-google-to-mars-with-bjarke-ingels?lang=ja

そしてウーブン・シティの構想は以下の「道」に関する部分が重視されている

・スピードが速い車両専用の道として、「e-Palette」など、完全自動運転かつゼロエミッションのモビリティのみが走行する道
・歩行者とスピードが遅いパーソナルモビリティが共存するプロムナードのような道
・歩行者専用の公園内歩道のような道

自動車会社としてTOYOTAが自動運転車が安全に走ることができる道を創るのはもはや必然だと思えてくる。

環境との調和やサステイナビリティを前提とした街づくりが基本としていることから、自然の中にあるテクノロジーという、洋画で出てきそうな雰囲気が感じ取れる。

家の中には室内ロボットなどが普通に歩いていたり、もはや完全に未来都市と言えるものになっていくイメージが付いてくる。

公式のPR動画がこちら

スマートで日本の一般的な「家」という概念を取り払ったかのような創りをしている建物っが並んでいる。同色なのにも関わらず、形だけでここまで変わるか!と驚きが隠せない。

自然との一体感も、葉が汚いなどと思うことはもうないだろう。逆にテクノロジー過ぎて自然がないのも美しくない。

Google社の建築デザインも行った彼だからこそ、テクノロジーと自然は一体化させているのか?それとも日本の美として取り入れているのかは分からないが、兎に角美しいの一言だ。

静岡ということで富士山が見える景色は非常に魅力的。日本人よりも外国の方達が移住を求めそうな街になるかもしれない(笑)

こんな素敵な街がこの国にできていくのであれば、生まれた国が日本でよかったなんて思う若年層も増えるかもしれない。

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