リモートワークの定番!?Zoom、Slack、Teamsとは?
現在、世界中で新型コロナイウイルスの大流行に伴い多くの企業がリモートワークを実施しています。その影響でWeb会議システムを導入する事例が非常に増えています。
テレワークによって交通費や移動時間が削減できるということで今後コロナウイルスの脅威が去った後も継続して利用を続ける会社も増えるかもしれません。
また、仕事以外にもWeb会議ツールなどを用いて「オンライン飲み会」、「Zoom飲み」という様な自宅にいながら友人たちとお酒を飲んでお家時間を満喫する人々が増えてきました。家での時間を少しでも楽しく過ごす様にする多くの人の工夫が素敵だと感じさせられます。
今回はそんなWeb会議システムの中でも有名な「Zoom」、「Microsoft Teams」、「Slack」について紹介していきます。
Zoom
Zoomは、アメリカのZoom Video Communicationsが提供するWeb会議システムです。ここ最近でのテレワーク・リモートワークの需要から、急速にシェアを伸ばしているWeb会議システムです。
無料でも最大40分、最大100人までのグループ会議を行えるので仕事以外にも利用する人が多く、プライベートでZoom飲み会という言葉を誕生させました。
また、無料版でも1対1の通話の場合ですと無制限に利用することができるのも特徴となっています。Web会議とはいえ自宅の様子を映したくないという人にとっては非常にありがたい「バーチャル背景」という機能も備わっています。
無料版、有料版の違いは以下の様になっています。
プラン | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
無料 | 無料 | グループミーティングは40分まで利用可能 最大100人まで招待が可能 |
プロ | 月額2000円 | 小規模向け 最大100人まで招待が可能 |
ビジネス | 月額2700円 | 中小企業向け 最大300人まで招待が可能 |
企業 | 月額2700円 | 大企業向け 最大1000人までが招待可能 |
公式HP:https://zoom.us/
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、Microsoftが運営する「Office 365」のサービスです。チャット、通話、会議などを一つのツールで行うことができます。
音声やビデオによる会議を組織内、組織外問わず10,000 人でも開催でき、大規模なライブイベントにも対応できるのが魅力と言えます。
Teamsでは高度なセキュリティ機能が備わり安全に利用できる他、会議を録音する際には必ず通知がいくと言った様なプライバシーの観点でも非常に使い勝手が良いと言えるでしょう。
無料版、有料版の違いは以下の様になっています。
プラン | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
無料 | 無料 | ユーザー数 最大300 1ユーザーあたり2GBのストレージと、共有ストレージ10 GB |
Microsoft 365 Business Basic | 月額540円 | 無制限になる可能性も ユーザー1人につき1TBのストレージ 24時間年中無休のサポートなど |
Microsoft 365 Business Standard | 月額1360円 |
公式HP:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software
Slack
Slackは世界で利用者が1000万人を超えるビジネスチャットツールです。チャットツールながらもビデオ通話や画面共有にも対応しているのが
すでに利用している企業が多くWeb会議には元々使っていたこのツールを使っている会社も多い様です。しかし、Web会議で最も必要な機能であるグループ通話機能は有料版のみ利用できる様になっているのですが、人数も最大15人と他のツールと比較すると少ないので注意が必要になります。
個人的に利用するのであれば無料版でも賄えるのですが、企業として導入するのであれば有料版を検討した方が良いでしょう。
無料版と有料版の違いは以下になります。
プラン | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
フリー | 無料 | 直近メッセージ 10,000件までアクセス可能 1対1の音声通話、ビデオ通話 |
スタンダード | 月額850円 | 中小企業向け 社内のメッセージ履歴全てアクセス可能 最大15人まで参加可能なグループ音声通話、ビデオ通話 |
プラス | 月額1600円 | 大企業、高度な管理ニーズの方向け スタンダードプランにSAML ベースの SSO による高度な ID 管理、24時間サポートなどの機能が追加 |
公式HP:https://slack.com/intl/ja-jp/
まとめ
コロナウイルスが猛威を振るう現在自宅での仕事を余儀なくされている方々が多いと思いますが、現代の技術の発展によりテレワークでも普段とあまり変わらず仕事ができているという人も多いのではないでしょうか。
まだ導入していない企業や他のサービスから乗り換えを検討している方はそれぞれの特徴、そして料金プランをしっかりと比較してみてください。