2020-03-25

4月1日から屋内喫煙原則禁止に!「改正健康増進法」について

4月1日から屋内喫煙原則禁止に!「改正健康増進法」について
喫煙者に対して風当たりが強くなっている昨今ですが、今年4月からは更なる厳しい法令が施行されることとなっています。それが2018年に成立した「改正健康増進法」です。

この改正健康増進法により今までタバコが吸えていた場所でも喫煙ができなくなってしまうため、喫煙者は今後はどうすれば良いのかを知っておくと良いでしょう。また、喫煙者でなくとも店舗や施設の管理者となった場合には必要な知識なので頭に入れておいて損はないと思います。

改正健康増進法とは?

改正健康増進法とは?
2020年4月に施行される「改正健康増進法」ですが、この法令の1番の目的というのが「受動喫煙の防止」です。今までも喫煙席と禁煙席と分ける分煙や時間帯によって禁煙にするといったお店での工夫は様々されてきました。

しかし、改正健康増進法によると多数の利用者がいる施設、鉄道、飲食店などの多数の人が集まる屋内では原則禁煙という様にかなり厳しいルールへと変更されます。

一応、喫煙室を作ることはできるのですが、学校・病院・児童福祉施設・行政機関などはの施設の場合は屋外を含めた施設全体を禁煙とすることが求められているのでそれらの施設ではタバコが吸えないということを頭に入れておきましょう。

パチンコ店など喫煙者が多いイメージのある施設ですが、例外はなくパチンコ店でも喫煙室を設置していればその喫煙室のみで喫煙することが可能となっており、喫煙室を設けていない場合ですと施設内ではタバコが吸えない様になります。

飲食店の場合はどうなる?

飲食店の場合はどうなる?
居酒屋や喫茶店など食事や飲み物を提供して喫煙とセットの様に利用することが多い飲食店の場合はどうなるのでしょうか。これにはいくつかのパターンがあるので個別に説明しておきます。

2020年4月1日以降の新規店/客席面積100㎡超/資本金5,000万円超のいずれかに該当する店舗

  • 2020年4月1日以降の新規店
  • 客席面積100㎡超
  • 資本金5,000万円超

上記の条件いずれかに該当する場合は以下のいずれかかで喫煙場所を設置することが可能です。

  • 喫煙専用室を設置(喫煙専用室は飲食不可)
  • 加熱式たばこ専用喫煙室を設置(加熱式タバコ専用喫煙室は飲食不可)
  • 加熱式たばこ専用喫煙フロアの設置が可能(加熱式たばこ専用喫煙フロアは飲食可)

一つ目と二つ目の方法では飲食はできないという点は注意が必要です。この喫煙室にも「出入り口の風速を毎秒0.2m以上確保」、「煙が漏れないように壁・天井等によって区画」など細かい条件が必要となります。

三つ目の方法は複数フロアがある場合にできる方法でこちらは飲食が可能となっているので大きい規模のカフェなどでは実現が可能と言えるでしょう。こちらも煙が漏れない様しっかりと区画をするというなどの条件を満たす必要があります。

既存店舗かつ客席面積100㎡以下かつ資本金5,000万円以下の店舗

  1. 既存店舗である
  2. 客席面積100㎡以下
  3. 資本金5,000万円以下

上記全ての条件を満たしている場合は経過措置として「全席喫煙やエリア分煙などを継続できる」とされています。これによって個人で営業している飲食店などで喫煙者の流入が減ったことにより売り上げが下がることが防がれるでしょう。

しかし、あくまで経過措置としての対応の様なので今後は厳しく禁煙化へ移行する必要があるかもしれない旨を理解しておきましょう。

喫煙が主目的となるバー・スナック等

喫煙が主たる目的となるケースが多い「バー」や「スナック」では継続して全席喫煙・エリア分煙などの処置をすることができます。

ここでの注意点として、「通常主食と認められる食事」を主として提供する飲食店の場合はこの区分に含まれないので気をつけましょう。通常主食というのはご飯、麺類といったものが挙げられます。

違反した際の罰則

違反した際の罰則
改正健康増進法では喫煙者よりも施設の管理者に対して厳しい法令となっています。具体的には喫煙禁止場所における喫煙の過料は30万円以下だが、紛らわしい標識の掲示や喫煙室の設置基準違反などの過料は50万円以下が課せられます。

罰則は、指導、助言、勧告、命令、公表と段階を踏んで措置が講じられますが、それでも改善が見られない場合には罰則が適用されるという形になっています。しかし、紛らわしい標識の掲示であったり見えやすいところに標識を掲示していない場合には指導の後すぐに罰則の適用となるので注意してください。

申し出や標識の掲示など煩わしい部分があるので基本的に全席禁煙にしてしまう店舗が増えるであろうという予想もされています。

最後に

最後に
今回は飲食店の細かい説明をしましたが、オフィス、商業施設、宿泊施設でも細かいルールが存在しているので気になる方はチェックしてみてください。

4月から一気に喫煙ルールが厳しくなりますが、受動喫煙防止のために喫煙者はしっかりとルールを守っていくことが大事になるでしょう。ルールを守れない人が多いとより厳しいルールが施行されかねないので一人ひとりのマナーが大事になります。

喫煙者にとっては肩身が狭い思いをするかと思いますが、マナーを守り街、空気を綺麗に利用してきましょう。

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